【衛生管理者必見】企業の暑さ対策義務化で準備すべき備品一覧|WBGT計・冷却グッズ・塩分補給まで

最近、職場の熱中症対策ルールが変わり、「一体どこまで準備すべき?」とお悩みではないでしょうか。

実は近年、熱中症対策への意識が高まる中で法令やガイドラインの整備が進み、「WBGT値」の計測や、

作業前に体を冷やす「プレクーリング」といった新しい対策も強く推奨されているんです 。

とはいえ、たくさんの従業員さんが働く現場で、全員分の備品を揃えるのはコストも手間もかかって大変ですよね。

そこで本コラムでは、法令対応のポイントを押さえつつ、コストを抑えてまとめ買いができるお役立ちグッズをご案内します。

最後までお読みいただければ、明日から自信を持って現場の安全対策を進められるようになりますよ!

※熱中症対策義務化について
令和7年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行され、企業における熱中症対策の強化が求められています。本改正では、暑熱環境下での作業における体制整備・手順作成・関係者への周知等が事業者に義務付けられました。本コラムでは、職場での暑さ対策や現場環境づくりの参考となるアイテム・活用アイデアをご紹介します。 ▼出展:職場における熱中症対策の強化について https://www.mhlw.go.jp/content/001476821.pdf

目次

義務化で何が変わる?最新ガイドラインと「WBGT値」管理の重要性

安衛則に基づく必須の措置とガイドラインの活用 

 熱中症を防ぐための第一歩として、まずは法律で何が義務付けられているのか、その現状を正しく整理しておきましょう。

現在は労働安全衛生規則(安衛則)に基づき、多量の発汗を伴う作業場での「飲料水や塩分の備え付け」が義務化※されています

また、WBGT値が28度以上となるような場所では、体調不良を感じた際の「報告体制の整備」や、万が一の際の対応手順を周知することも必要となりました

これらの必須事項を土台として、さらに具体的な対策を各現場に合わせて適切に選択できるよう示されたのが、今回のガイドラインです 。

法律で定められた措置を確実に実施したうえで、推奨される工夫を上手に組み合わせることが、安全な職場づくりへの近道になりますよ 。

WBGT値とは?リスク評価の基本となる「WBGT値」の測り方と専用機器 

 職場における熱中症のリスクを正しく評価するためには、気温だけでなく複数の要因を考慮することが不可欠です。

WBGT値(暑さ指数)とは、暑熱環境による熱ストレスの評価を行うための指標であり、湿球黒球温度の値のことを指します 。

この数値は湿度や輻射熱(日差しなど)の影響を反映しており、日本産業規格(JIS)に適合した指数計を用いて、作業場所ごとに実測することが推奨されています 。

ガイドラインでもWBGTの把握は最も基本となる手法とされており、黒球がないなど規格に適合しない測定器では、日差しのある屋外などで正確な値が測れない場合があるため注意が必要です 。

従業員さんの健康をしっかり見守るためにも、まずは信頼できる機器を準備して現状を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

適切な機材を揃えることで、現場ごとのリスクを正しく見積もれるようになります 。

プレクーリングとは? 作業前に深部体温を下げよう! おすすめ冷却グッズ

作業前の「プレクーリング」で体温上昇を賢くブロック

最近の熱中症対策でキーワードになっている「プレクーリング」という言葉をご存じでしょうか。

これは、作業を始める前にあらかじめ深部体温(体の内部の温度)を下げておくことで、作業中の急激な体温上昇を抑える手法のことです 。

事前に体をしっかり冷やして「冷却の貯金」をしておくことで、過酷な暑さの中でも体温の急上昇を遅らせ、過度な発汗や体力の消耗を抑える効果が期待できます。

ガイドラインでも、作業強度を下げたり通気性の良い衣服を採用したりすることが困難な作業において、このプレクーリングを検討することが推奨されています 。

具体的な方法としては、冷水やアイススラリー(流動性の氷状飲料)などを摂取して体内から冷却するほか、体表面から冷却する方法が挙げられます 。

休憩時間中の実施もあわせて、従業員さんの負担を減らすためにぜひ取り入れたい新常識ですね 。

スタッフの離脱防止・パフォーマンス維持に直結

作業前や休憩中の冷却に役立つアイテムは、現場で惜しみなく使えるように大容量で準備しておきたいですよね。

ここからは、おすすめの冷却グッズをご紹介します。

こまめな塩分摂取も義務事項!現場で配りやすい大容量の「塩飴」まとめ

汗と一緒に失われる塩分を正しく補給しよう

現場での熱中症予防には、水分と一緒に「塩分」を補給することが欠かせません。

労働安全衛生規則(安衛則)でも、多量の発汗を伴う作業場では、飲料水とあわせて「塩」を備え付けることが明確に義務付けられています 。

なぜ塩分が必要かというと、汗をかくと水分と一緒にナトリウムなどの塩分も体の外へ逃げてしまうからです。

その状態で水だけをたくさん飲むと、体内の塩分濃度が薄まってしまい、かえって体調を崩したりする原因になります。

そのため、0.1〜0.2%程度の食塩水や、ナトリウムを含むスポーツドリンクなどを定期的に摂ることが望ましいとされています

とはいえ、全ての従業員さんに常に飲み物を用意するのはコストも手間もかかりますよね。

そこで、水やお茶と一緒にサッと口にするだけで手軽に塩分を補える「塩飴」が、多くの現場で欠かせない備品となっているわけです 。

現場で配りやすい!おすすめの大容量「塩飴」リスト

現場の強い味方!まとめて揃えたい熱中症対策の「王道アイテム」

作業中の体を守るために準備しておきたい必須グッズ

熱中症を未然に防ぐためには、従業員さん個人の努力に任せるだけでなく、会社として「熱を溜め込まないための装備」を整えてあげることが非常に重要です。

ガイドラインでも、送風によって身体を直接冷却できる服や、身体を適度に冷やせる物品をあらかじめ備えておくことが推奨されています 。

こうしたグッズを揃えておくことで、作業中の体温上昇を抑えたり、休憩中に効率よくクールダウンしたりすることが可能になります。

ここでは、多くの現場で「これがあれば安心」と信頼されている、導入しやすい王道アイテムをご紹介します。

 

まとめ|従業員の健康を守る熱中症対策

最後までお読みいただき、ありがとうございました。職場の熱中症対策は法律で決められた義務を果たすことはもちろん 、新しいガイドラインの考え方を取り入れることで、より確実に従業員の健康を守ることができます 。まずはWBGT値の計測から始め、プレクーリングや適切な塩分補給など、できることから一つずつ準備を整えていきましょう 。

最後に、今回のポイントを4つにまとめました。

  • WBGT値を正しく計測する:JIS規格に適合した黒球付きの指数計を使い、現場の正確なリスクを把握することから始めましょう 。
  • 「プレクーリング」を導入する:作業前に深部体温を下げる「冷却の貯金」をしておくことで、作業中の体負担を軽減できます 。
  • 塩分補給の義務を果たす:多量の発汗がある現場では、飲料水と塩(塩飴など)の備え付けが必須です 。
  • 冷却グッズを活用する:ファン付き作業服や冷却タオルなど、物理的に体を冷やす装備を積極的に配備しましょう 。

卸スタジアムでは、今回ご紹介した商品を大容量・お得な価格で取り揃えています。

本格的な夏が来る前に、ぜひ万全の体制を整えて、安全で活気ある職場づくりを進めてくださいね。

※本コラムで紹介する商品は、法令で導入が義務付けられているものではありません。

 


 

この記事を書いた人

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